スポーツへの想いと今の自分について

僕は、小さい頃から野球やサッカーなどのスポーツを見たりやったりするのが大好きでした。6歳頃から家の近くでグローブとボールを持って壁当てをしたり、公園でサッカーをするのがとても楽しかったことを覚えています。いつも自分で試合の局面を想像して、例えば、セカンドでボールが飛んできたことをイメージしたり、右サイドからセンタリングが来てそれをボレーで決める、そういった妄想を膨らませ、永遠と一人で毎日毎日やっていました。

 

小学生に入り、そこからは週7でサッカーをやるようになりました。週3回はクラブチームの練習、残りは一人で特訓するそんな小学生時代を送っていました。中学校では足を怪我したり、チーム環境に馴染めなかったりと挫折を味わいとても悔しい思いをしました。その後、高校で少しサッカーをやり、その後留学先のアメリカで社会人チームに入ってサッカーを続けました。アメリカの短期大学でも少しやりましたが、そこもうまく馴染めませんでした。

 

今振り返ってみると、僕は、サッカーを楽しみ、サッカーに傷つけられ、サッカーとある意味付き合ってきたのかなと思います。単純にもっと真剣に取り組みたかった。この思いは永遠に消えることはないでしょう。

 

時は経ち35歳になり、長時間の仕事と深酒を繰り返すサラリーマンとなっていました。その年の年末にフットサルで手を骨折し、普段とは異なる冬休みを送り、たくさん本を読み自分の人生を振り返りました。そして、まずは健康になろうと誓い、骨折した手で近くのジムに行き入会し、そこからスクワット、腹筋を中心に筋トレを始めました。手が良くなってきて次はロードバイクを買いました。ここから僕の人生はまた、スポーツ中心の人生と変わり始めています。

 

それから、ちょうど2年が経ち、まだジムに通いウェイトトレーニングやミット打ち、ランニング、サイクリング、スイムとスポーツ中心の日々を送っています。日常にスポーツを取り入れるようになって、とても健康になり、また、自分の見た目も気にするようにもなってきました。少しではありますが、クヨクヨと悩むことが減り物事を前向きに捉えようとするポジティブな変化、禁酒・禁煙にも成功しています。今は生活を根本的に見直し、持たない人生を目指し、ローコストで幸せになりたいと心から思っています。